委員長挨拶Information

61期前期 委員長挨拶

トヨタ自動車労働組合
執行委員長委員長 鬼頭 圭介

 

委員長あいさつ(要旨)

職場委員長・評議員の皆さんは、職場を良くするだけでなく、自動車産業全体をより良くしていく活動を行う上での要です。組合の強みである横のつながりを最大限に活かし、「自分たちの職場、さらには自動車産業を、自分たちの力でもっと良くしていく」――そうした覚悟と誇りを持ち、心を一つに力強く活動を進めていきましょう。

 

■職場活動について

〇本年の25春取りでは、第2回の労使協議会を本部・カンパニーごとに開催し、それぞれの職場で本音の話し合いを行っていただきました。その結果、春取り以降も各職場で労使の話し合いが、これまで以上に頻度高く行われるとともに、職場課題に対して踏み込んだ意見が交わされるようになってきていると、私自身強く感じています。
〇こうした取り組みの積み重ねこそが、正しい仕事ができる環境をつくり出し、より良い職場づくりにつながっていくのだと確信しております。今期もぜひこの流れを引き継ぎ、さらに加速させていただきたいと思っています。そして、組合員一人ひとりが思っていること・感じていることを声に出し、話し合いに参加する――そうした当事者意識を持てるよう、職場委員長・評議員の皆さんには、それぞれの職場を力強く牽引いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

■自動車産業について

〇自動車産業を取り巻く環境は、かつてないスピードで複雑に変化しています。我々トヨタとしても健全な危機感を持ち、競争力を一層高めていく必要があることは、皆さんご承知のことかと思います。今こそ、私たち一人ひとりが「何のためにこの仕事をしているのか」を見つめ直し、仕事の正味率を高め、主体的に行動していくことが求められています。
〇そうしたことから、組合のビジョンとして掲げている「組合員一人ひとりが変革の主役となり、共創し続ける姿」を実現するために、来期は61期前期の運動方針(案)にも盛り込み、この歩みをさらに前進させていきたいと考えています。そのためにも、職場役員の皆さんと我々執行部が力を合わせ、組合員一人ひとりの想いや悩みに丁寧に寄り添い、自律的に成長できる職場づくりを進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

■結びに

〇職場委員長・評議員の皆さんは、職場を良くするだけでなく、自動車産業全体をより良くしていく活動を行う上での要です。組合の強みである横のつながりを最大限に活かし、「自分たちの職場、さらには自動車産業を、自分たちの力でもっと良くしていく」――そうした覚悟と誇りを持ち、心を一つに力強く活動を進めていきましょう。

今期1年、よろしくお願いいたします。